こんばんは、建売住宅をオシャレで快適にアレンジしている”うぱ”です。
この記事は【建売住宅に住んでいて寒い!と思ったことがある人】に向けて、
断熱改善の第一歩として、我が家に開いていた「家の穴」と穴埋め作業、これからやる事について説明しています。
この記事を読むことで、【建売住宅に住んでいて寒いと思っている素人】が断熱改善に向けて、なにから始めたかを知る事が出来ます。
リアルタイムで更新していきますので、同じように寒い思いをしている方の参考になれば嬉しいです。
マンションから建売住宅に引っ越してきて、懸念していたことのひとつが
建売住宅って寒いんじゃない??
という事です。実際、我が家は浴室、洗面所、トイレ、キッチン、廊下、玄関、
が寒いです。はい、リビング以外ほぼ全部?です。リビングだけは床暖房があり暖かいです。
所詮?建売なので断熱仕様も必要最低限だろうとは思っていますが、
快適に過ごすためには、目をつぶってはいられない問題なので、まず素人が出来ることから始めることにしました。
そもその建売住宅が寒いとされる原因
建売住宅が寒くなる原因として
- 気密性が高くない
- 断熱材のグレードが必要最低限
- 断熱性が低いドアや窓を使用している
- 施工不良の可能性
- 24時間換気システムが「熱交換式」ではない
といったことが挙げられると思います。
低コストで量産されることもあり、上記のような原因で寒くなりやすいと言えます。
24時間換気システムについては、シックハウス対策として設置が義務付けられ2時間で家の空気が入れ替わるようになっているそうです。
外から空気を取り込むときに、そのまま外気が入ってくることで冬は寒く、夏は暑い状態になりやすいと言えます。
外気を取り入れる際に外気をあたためる機能がある「熱交換式換気システム」もありますが、建売住宅で設置されていることはほぼないでしょう。
まずは気密性を自分でチェック「家の穴を探せ!」
そこで原因ひとつひとつについてチェックしていくことにしました。
まず気密性から。そもそも気密性って何?
気密性とは、密閉した気体が外部に洩れない、または減圧した内部に気体が流入しない性質をいう。
ウイキペディア
すなわち、住宅でいう気密性が高いとは
すきま風が少なく、外と室内の空気が出入りしない家
という事になります。
どんなに断熱材をいいものにしても、隙間風が多ければそりゃ寒いわけですよね。
隙間風が発生しやすい場所から、手や頬、ティッシュなどをあてて、
空気の流れがないかを調べていくことにしました。
隙間風が発生しやすい場所とは、
- 窓、玄関、などの開口部
- コンセント、モニター付きインターホン
- 床材と排水溝などの設備の貫通部
- 幅木など壁や床との間
が、あげられます。
「家の穴」を探せ! ~窓・勝手口・玄関~編
①窓
我が家の窓はLow-eペアガラスが使用されていて、サッシも樹脂性でした。
なので性能としては悪くなさそうです。閉じていれば隙間風も感じません。
なので、とりあえず「合格」判定とします。
②勝手口
勝手口があるキッチンそのものが床暖房エリアから外れているため、勝手口に立つと寒いです。
室内側のドア枠は樹脂製ですが、勝手口ドア自体がアルミ製のようで熱が伝わり易くヒヤッとします。
でも隙間風は感じませんでした。ということで、ここもひとまず「合格」とします。
ただ、断熱という面では対策が必要そうです。
③玄関
玄関ドアの隙間や、上がり框の隙間、シューズクロークと壁の間、あと窓も確認しました。
結果、隙間風は感じられませんでした。なので「合格」なのですが・・・・・、が、
しかし、うちの玄関は北西側でただでさえ寒い間取りなうえに、土間のタイルが底冷えしていて
寒い原因になっている気がします。勝手口同様、断熱面で対策が必要そうです。
「家の穴」を探せ! ~コンセント・モニター付インターホン~編
つづいて、家の全部のコンセントとモニター付きインターホン(1か所)を確認しました。
すると、出るわ!出てるわ!!ビュービューと冷たい風が!!!
モニター付きインターホンからは、扇風機の弱ぐらい?そよ風が吹いてました。( ;∀;)
もう全然「不合格」もいいところです。落第です。
そこでネットで調べて、素人でも出来るコンセントの隙間風対策として、サランラップを使った対策をしました。
専用のコンセント用の隙間カバーもありますが、設置するのに電気工事士の資格が必要です。
↑こんなのです。無資格でも買えますが、正しく設置するには電気工事士の資格が必要なので、素人はやらないようにお願いします。町の電気屋さんに頼めば、有資格者なら簡単に出来るそうです。
ただ設置に費用も掛かることがから、まずはサランラップ法を採用していみることにしました。
やり方は、YouTubeで「コンセント隙間風・サランラップ」など検索してもらえると出てくると思います。
結果、そよ風感じなくなりました。ここからの隙間風は我が家の「大きな穴」でした。
「家の穴」を探せ!~床材と排水溝などの貫通部~編
床面を貫通している部分として、水道管や排水溝、洗濯機の排水口部分を確認しました。
すると、キッチンと洗面所の排水との貫通部分に隙間を発見しました!
↑このキッチンのこの隙間からはまたそよ風が・・・( ;∀;)、隙間風きてました。
↑この洗面所の白い板は外せなかったのですが、隙間風はなかったので床材との隙間はなさそうでした。
これらの隙間を、エアコンの排気口などに使用する”パテ”を購入して埋めるDIYをしました。
↑こういうのです。防水性のある乾かない粘土です。
「家の穴」を探せ!最大級の大穴発見!!~分電盤~編
そして我が家最大の大穴は洗面所にありました。
隙間風を探していると、猛烈な冷たい風が出てくる場所が!!
「分電盤」です。洗面所には24時間換気の排気口がありファンが回っているので、
洗面所のドアを閉めると物凄く吹き込んできていました。
暖かくしようとドアを閉めると返って冷たい風が吹き込んでいた!状態です。
これでは窓が開けっぱなしのようなものです。
写真、伝わりますかね?この大穴具合。コードが貫通している部分は大きな穴になっていました。
穴部分に青丸を付けてみました↓。もう、すごい大穴です。
隙間風どころじゃなく、なんでも通れそうです( ;∀;)
この我が家最大の大穴を塞ぎたいところですが、分電盤は電気が通っているので、
感電という万が一に備えて絶縁パテとキッチン用のゴム手袋を用意しました。
排水溝回りは防水パテでしたが、分電盤は”絶縁パテ”↑です。
そしてゴム手袋を装着して、コツコツこの大穴を埋めました。
なかなかの大穴だったので、絶縁パテだけで塞げるか不安でしたが、なんとか埋めることが出来ました。
もう隙間風だけでなく、何も通しません!!!
分電盤は感電の危険があるので素人がいじらないに越したことはありませんが、
もしやる場合は絶対にゴム手袋を装着して、自己責任の範囲でやるようにお願いします!!
自分で可能な範囲で「家の穴」を埋めた結果
これらの「家の穴」を素人仕様で塞いだ結果、以前よりも暖房がよく効くようになりました。
洗面所の大穴も退治したので、常時窓OPEN状態は改善され以前よりは暖かくなりました!!
コンセントが多く、隙間風ビュービューのモニターインターフォンもあったリビングに関しては、
床暖房の設定が去年は10段階中「3」だったのが、今年はこの寒波でも「1~2」で過ごせているので効果テキメンに思います!!
でもやっぱり、リビング以外の空間は正直「まだ寒い」です。
【次回予告】プロの断熱診断につづく・・・
そこで、断熱材や施工がきちんとされているか、確認することにしました。
ただ、断熱材についてや施工の妥当性については素人はわからないので、専門家の力が必要となります。
そこで、ハウスメーカーへの確認と、口コミの良い断熱リフォームの無料診断を受けてみることにしました。
診断はこれからなので、結果はまた後日お知らせしたいと思います。
我が家のリアルタイムでの断熱改善計画、まだ進行中ですが参考になれば幸いです!!
最後にもう一回、分電盤を弄る際は、絶対にゴム手袋をして自己責任の範囲でお願いします!!
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